サイズは、アンダーサイズ、スタンダードサイズ、ミッドサイズなどの基本的なサイズがあります。さらにグリップ装着時に、接着用テープの複数巻きにするなどして、サイズをカスタマイズすることができます。不適切なサイズのグリップを使用することで、1ラウンドあたり3~4打多いスコアになる可能性があります。グリップが細すぎると、手に余計な力が入りやすくなり、引っ掛けのミスが出てしまいます。一方で、グリップが太すぎると、手首の運動が制御されて飛距離をロスしたり、スライスやプッシュアウトのミスが出やすくなります。
グリップサイズ | 手のサイズ | 手袋のサイズ |
---|---|---|
アンダーサイズ |
~17.5cm |
~22cm |
スタンダード |
16.5cm ~ 21.0cm |
21cm~25cm |
ミッドサイズ |
19.0cm ~ 23.0cm |
24cm~27cm |
オーバーサイズ |
22.5cm~ |
26cm~ |
ほとんどのグリップはゴムまたは合成ゴム素材で作られています。耐久性があり、様々なスタイルや色があります。LAMKINの特殊なACE3GEN、GENESISなどの新しい合成材料は、優れた振動吸収性と表面粘着性、柔らかさと耐久性の両立など、プレイヤーにとって様々な利点を提供しております。
硬めのグリップは、スイングスピードの速いアスリートゴルファーに最適です。クラブの挙動に対して優れたねじれ性能を持ち、コントロール性が高いグリップです。
一方、柔らかめのソフトグリップはスイングスピードの遅めのプレイヤー、グリップ力の弱いプレイヤーの助けになります。手に吸い付きやすい素材のものが多く、余計なグリッププレッシャーをかけずにスイングできる利点があります。また、ソフトなフィーリングによる安心感と快適な握り心地を提供します。
グリップの表面のパターンと構造により、スムーズなもの、ざらざらしたものなど様々なものがあります。グリップを選ぶ際には自身のフィーリングにフィットするもの、好きなものを選ぶようにしましょう。手とグリップ表面のフィット感を好む方はスムースなパターンを、手の感覚を重視する方は少しざらざらした表面のものを選ぶとよいでしょう。
プレーの際に、どのような気候条件をより重要視するかによって、選ぶグリップも変わってきます。特にコード入りグリップについては、湿気の多い状況や雨の際にはしっかりとグリップすることができ、高いパフォーマンスを発揮します。
一方で、コード入りグリップを好まないプレイヤーは、湿気や濡れに対応できる表面パターンのグリップを選ぶようにしますが、プラスチックやその他ポリマーなどの素材は極端に濡れた状態では適さないので避けた方が良いでしょう。